代表インタビュー
2005年に築190年の古民家を使った「遊食伊太利庵 藤右ェ門 栄」をオープン、その後、米蔵を改装した「和のベーカリーカフェ蔵日和」、街の古民家再生プロジェクト1号店として足袋屋を改装した「丁字屋」と着実に成長を続けている当社ですが、コンセプトにあるのは店舗展開ではありません。
料理は絶対ではなく1つの大切な表現方法。古民家という空間で新たなサービスを創り出しお客様に感動して頂く、それが当社の考え方です。
実際に藤右ェ門 栄を貸し切ったレストランウエディングは年々ご予約数が増えていて、新たな事業になりつつあります。また先日は、輸入新車の納車場所として当店の日本庭園を利用して頂きました。次はどんな価値を生み出せるか、毎日ワクワクしています。
仕事をする上で私が大切にしているのは、「遊び心を持ってやろう」ということです。固定観念にとらわれずに誰もやらないことに挑戦する。
やる前のイメージとのギャップを楽しんだり、瞬間のアイディアを取り入れたり、そういった自由な遊び心は挑戦を面白くさせます。この面白さこそが、次のサービスを生み出す原動力なんだと思っています。
だからスタッフにはどんどん挑戦してほしいです。お客様を喜ばそう・感動させよう、とするものであれば「ダメ」とは言いません。挑戦して失敗しても、そこから得られる経験は必ず成長に繋がります。 私自身、数えられない程の失敗を繰り返して成長してきましたから(笑) 。失敗を恐れずに挑戦できる社風と挑戦する場や機会は私が用意します。だからどんどん挑戦してほしいですね。
スタッフインタビュー
何と言ってもこのお店の魅力は完全予約制ならではのお店を独り占めしているような感覚。この魅力を最大限に広げるには、サービスも型通りではいけないと考えています。 同じお客様でも来店目的に合わせてサービス内容は変えていくべきですし、同じ「食事会」という目的でもお客様に合わせたサービスをしたい。目指すのはマニュアルも傾向もない、まさに1分の1のサービスです。 答えもゴールもなくて工夫と改善の毎日ですが、「最高の時間をありがとう」とお客様に言って頂けると本当に報われた気持ちになります。
藤右ェ門 栄は季節によって表情が変わります。そんな古民家ならではの季節感の中で働けることは贅沢だな、と思いますね。お客様にここでの時間を心から楽しんで頂けるようにこれからも頑張っていきたいと思っています。
ホールスタッフとして入社しましたが、お店のことやサービスを知れば知るほど「もっとこれも挑戦してみたい」という気持ちがどんどん湧いてきました。
オーナーは私達の「やってみたい」を後押ししてくれます。このお店で、このオーナーだから、新店舗の立ち上げや各種販促物の作成、ホームページの管理など、出来ることを増やせたのだと思っています。 決して大きくないお店だからこそ、アイディアや改善策はすぐに試していきたい。これからも私自身とスタッフ皆の「やってみたい」を、スピーディーに発揮し合えるお店作りをしていきたいですね。
引っ越しを機に、子供の小学校と近い職場探しをする中で出会ったのが蔵日和です。
最初は製造スタッフを希望していたのですが、とりあえず話を聞いてみようと応募。
働く時間など色々と考慮して現在の職種での採用となりました。
働いてみて感じたのは、蔵日和のオリジナルのやり方など想像以上に覚えることが多く、忙しいということ。接客業経験はあったのですがはじめはとても苦労していました…
それでもここのお客様は皆さん優しく、私がレジ打ちが上手くいかない場合でも「ゆっくりで大丈夫だからね。頑張って!」と励ましてくれホッとした気持ちになるんです。本当に嬉しいですよね。
そんな日々のお言葉を良いことも悪いことを社内みんなで共有しています。だからこそスタッフ同士も良い関係で、店長はじめいつも楽しくニコニコしています。
ちょっかいを出すような感じで、心の気持ちが通ったコミュニケーションが取れるのも蔵日和の魅力ですね。
あとは月に1回、スタッフ各自でパンメニューを考え、1つだけそれが実際に販売される機会があるんです。自分の想いが詰まったパンが商品化される!これってすごくドキドキ、ワクワクするんです!これからもこの気持ちを大切にして、楽しく働いていこうと思います。